涙目になりながらの生活が続く

もう25歳。東京は寒い。

ヒゲ脱毛3回目 夏の足音が聞こえる5月の終わり

タピオカ屋さんが大人気である。

僕の住んでいる下北沢でも続々とオープンしており、週末はたくさんの女子たちが並んでいる。

 

みんなタピオカが好きなんだろうか。それともタピオカを飲んでいる私が好きなんだろうか。もしかしたら、「タピオカを友達と飲む」という時間が好きなのかもしれない。彼女たちの青春の1ページには、きっと甘ったるい飲料と「タピオカ」という謎の物体が深く刻まれているのだろう。

 

どうでもいい話だが僕が初めて「タピオカ」という単語を聞いたとき、最初に思い浮かべたのは「マシ・オカ」だった。

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マシ・オカさん

「タピ」と「オカ」の間にも「・」が入ると思っていたし、アジア系の個性派俳優さんだと思っていた。

ふたを開けてみれば、なんてことはないキャッサバの塊である。

まぁ、キャッサバもイモの1種だと知ったのは最近だし、それまでは「お客さんに思ってることをズバズバ言っちゃって、逆に人気が出てしまったサバサバ系のキャバ嬢(昼は大学生)」と思ってたけど。

 

 

 ということで、

ヒゲ脱毛3回目に

行ってきました

 

 

 3回目となると、正直書くことは無くなってくる。

流れは同じだし、施術内容も変化はない。

だから今回からは前回と違った部分を書こうと思う。

 

心情

前回(ヒゲ脱毛2回目の記事) を読んだ方はご存じだと思うが、僕の中に「恐怖」という感情が刻み込まれてしまった。どれだけ気持ちを奮い立たせても、あの時の痛みというなの恐怖が、僕にしみついてしまっている。別にイルミに謎のペロペロキャンディーみたいなやつを頭に仕込まれたわけでもないのに。

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こうなっちゃう

 

となると僕はゴンさんになりきるしかない。

「もう(ヒゲ脱毛が)終わってもいい…だから…ありったけを!」

という心持ちでネフェルピトー(脱毛機械)に挑んだ僕だった。

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才を全て投げ出してようやく得られる力

 

担当のお姉さん

基本的にどの方が担当になって施術をしてくれるのかは、当日のお楽しみなのがヒゲ脱毛である。本来ならばパネル指名または事前web予約などをしたいところだが、ここは医療機関なので仕方がない。3回目の担当さんガチャを僕は引くことにした。ちなみにパネル指名が何かわからない人は、職場の上司なり彼氏さんなりに聞いてほしい。きっと気まずい顔をしてくれる。

 

んで、今回の担当のお姉さん、結論から言うと、すごく良かった。

何が良かったかって、「応援してくれる系」のお姉さんだった点。

前職が保母さんorチアリーダーじゃないの?って思うくらいに施術中に応援をしてくれる。その応援が、僕の恐怖を和らげ、痛みを軽減させたのだ。念の習得なんて全く必要なかったし、ビスケと特訓する必要もなかった。ゴレイヌさんはそもそも必要ないと思う。

 

「次、鼻下いきますね、ちょっと痛いですから頑張ってください!」

「あと半分ですよ、あとちょっとです!」

「はい、頑張りました!痛くなかったですか??」

 

この調子である。元気と勇気が湧いてくるのも分かるだろう。

こうして僕は、3回目の脱毛をそんなに苦しまずに乗り切れたのだ。よくやったぞ、おれ。ありがとう、お姉さん。

ただ最後に僕が「お姉さんの応援のおかげで頑張れましたよ(イケメンスマイル)」って言った時の「あっはい。ハハハ…」っていうお姉さんの乾いた笑いは忘れられない。愛想の笑いのお手本のようだった。

彼女はあくまで仕事をしていたのだ。業務上、どうしても必要な応援だったのだ。

勘違いをしてはいけない。席についた女の子が、「えぇ~私も静岡出身なんです~!」と言ってくるのは嘘だし、「すごい楽しかったから、LINE教えてください!」というのは「あなたに興味があります!ちょっと好きになりかけてて、プライベートで会いたいです!」という思いとは完全にノットイコールなのだ。業務なのだ。彼女たちの業務という路線上に「君との恋」という名の駅は無い。あるのは、「彼氏とバリ島」駅と「お客さんにもらったプレゼントをメルカリで売る」駅だけなのだ。そんな路線はすぐに降りて、素直に西武新宿線にでも乗っておこう。

 

ヒゲ脱毛も折り返し

今回の3回目を乗り越えたところで、僕のヒゲ脱毛も折り返しを迎えた。マラソンなら20kmを少し過ぎたところである。「ムスタファ・ムベベ」みたいな名前の選手が、先頭集団から一歩抜け出し始めるくらいのタイミングである。

最近は少しヒゲの伸びも遅くなってきて、ジワジワと効果を感じ始めている。楽しみな所ではあるが、僕のヒゲ脱毛が完了するか、担当のお姉さんに恋をした挙句の果てに出禁になってしまうか、ギリギリの戦いだろう。

東京オリンピックも近いし、そういうことにしておこう。

 

 

 


自分で作っているTシャツやらが、いい感じに売れたり売れなかったりしています。

チェックしてみてくれよな、お兄さんとの約束だぞ。

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